夜に泣く

夜に泣く

泣く事も許されず止まる事も許されないなら
この足を蹴飛ばす数々の障壁
踞る事さえ許されぬなら

もう十分その報いは受けたと
もう我の子は禊を受けたと
それでも切れない鎖の目を
まるで1つずつ数えるよな生活

息を潜め絶え絶えに
掴める藁は全て握って
やっとの事で這い出す手前で
また地中に摺り戻される始末

充分過ぎるこの人生
終わらすには呆気ないこの人生を
もう一度真っ赤な薔薇で
埋め尽くす時が来るまで